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やりがいを見つけるためのフレームワーク「Will-Can-Must」とは

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皆さんは仕事に「やりがい」を感じていますか?
すでにやりがいを感じられるような仕事に就けている人は、とても素晴らしいことだと思います。
しかし、ほとんどの人は「自分にとってやりがいを感じる仕事」を把握していないのではないでしょうか?

本コラムでは「自分がやりがいを感じる仕事は何なのか?」を探るためのフレームワークとして、「Will-Can-Must」を紹介します。

Willとは~実現したいこと~

フレームワーク「Will-Can-Must」のうち「Will」は、仕事において「自分自身が実現したいことは何か?」を指します。
仕事における理念、夢など、将来的なビジョンにつながる領域となります。
やりがいを感じる仕事を見つけられな人は、そもそもこの「Will」が明確になっていない人が多いのではないでしょうか。
そうした人たちは、仕事において「将来的に実現したいこと」や「将来なりたい人物像」などを明確にする必要があります。

Canとは~できること~

フレームワーク「Will-Can-Must」の2つ目「Can」は、仕事において「自分ができることは何か?」を指します。
今の自分ができる仕事、また得意な仕事のことであり、「Can」の要素は「今の自分」です。
現時点で、「できること」、「得意なことが」少ない人は、やりがいを感じる仕事を見つけづらいかもしれません。
ただし前述のように「Can」は「今の自分」です。
色んな経験を積むことで、これから「できること」や「得意なこと」を増やし、「Can」の領域自体も広げていけます。

Mustとは~しなければならないこと~

フレームワーク「Will-Can-Must」の3つ目「Must」は、仕事において「自分がしなければならないことは何か?」を指します。
先にご紹介した「Will」「Can」は、どちらかというと自分自身に焦点を当てていますが、この「Must」は、自分自身以外の会社や部署などの組織の方針にも大きく左右される領域です。
「Must」は自分自身で広げることは難しく、周囲から「自分が求められていること」や「期待されていること」これを把握することがとても大事です。

さいごに

ここまで解説してきた、「Will」「Can」「Must」を総合的にみるとが重なる部分が存在します。

この3要素が重なる仕事が、本来自分自身が「やりがいを感じられる仕事」ということになります。
前述のとおり、「Will」「Can」は、自分自身で広げられる領域です。
この2領域の拡大を意識していただくと「やりがいを感じられる仕事」を見つけられる可能性も高まります。
ぜひ、皆さんも参考にしてみてください。

DL

 

ABOUT ME
【シニアコンサルタント】杉山 敏之
【職位】株式会社ドクタートラスト執行役員/シニアコンサルタント 【コメント】長年、営業職として多くの顧客と接してきました。年々労働力人口は減り続け、優秀な人材を確保することが、企業の発展に直結する時代になります。ストレスチェックの結果からは企業の現状を可視化できます。ストレスチェックを通じ、「元気に・楽しく・働きやすい」職場環境構築への情報発信ができるように努めていきます。