15【ALT:男性】働き盛り世代では、3割程度が基準値越え

ALTの解説

GPTとよばれている項目の国際標準名。アラニンアミノトランスフェラーゼという代謝酵素の略称。肝臓細胞の破壊により血中に流出するため、ほぼ肝機能特異的な指標として用いられています。
基準値を超えた場合、数値の大きさやASTとの比較で推定できる原因がいくつか明らかになっています。

コメント

ASTと同様に比較的年代に左右されにくい項目です。
ALTは肝臓に炎症や脂肪の蓄積があると上昇する傾向があり、飲酒習慣の増加や体重増加がみられる働き盛りの世代でやや高めの傾向がみられます。

年代別のグラフで解説

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40歳代で、最も軽度異常~要検査の割合が高い傾向にあります。