07【HDL(善玉)コレステロール:男性】働く世代では30歳代のHDLコレステロールが低値傾向

HDL(高比重リポ蛋白)コレステロールの解説

LDLと拮抗する作用をもち、血管内の余分なコレステロールやリン脂質を回収し、肝臓に運ぶ役割をもちます。LDL同様、HDL粒子が運ぶコレステロールの量を示します。
結果として、血管壁に蓄積される酸化物を減少させることになり、動脈硬化の進行を妨げることから「善玉」とよばれています。

コメント

基準値より低値となる割合に着目すると、30代は7%を超え、働く世代の中で一番多い傾向があります。
40代や50代では横ばいからやや減少傾向にあり、60代では3~5%とさらに減少します。
若年層でも動脈硬化リスクが高くなっていることが示唆されます。

年代別のグラフで解説

💡ココに注目!💡
約14人に1人がHDLコレステロール低値であり、働く世代の中で最も低値の割合が高い傾向にあります。