LDL(低比重リポ蛋白)コレステロールの解説
LDLは肝臓で生成されたコレステロール(生体膜の必須成分)とその他の物質を搭載して、全身の細胞に運搬する役割を果たしています。つまり、LDLコレステロールとはLDL粒子が運んでいるコレステロールの量を示します。
本来必須の物質にもかかわらず、過剰になると血管壁に侵入し、酸化LDLとして動脈硬化を促進することから、「悪玉」というかわいそうな呼び名で呼ばれています。
エネルギー源として重要な役割を担うほか、体温の維持や臓器の保護にも関与しています。
コメント
35~39歳では中央値が基準値の上限値119mg/dLを超えます。その後40代から50代までは中央値が基準値の上限値119mg/dLを超え続けています。基準値内であっても25歳以上は基準値に近い高値予備軍の割合も高めです。菓子パンやスナック菓子など、見えにくい脂の摂りすぎに注意をしましょう。









