11【尿酸:男性】30代男性が最も尿酸リスクが高い

尿酸の解説

細胞核中のDNA・RNAの構成成分であるプリン体の分解物質。食事から由来するものと、体内で生成されるものがあります。筋肉分解を促す過剰なトレーニングや絶食、あるいはたんぱく過多な食事(プロテインも含む)は尿酸を増加させます。
高尿酸血症の状態が続くと、結晶化した尿酸が痛風発作を起こす危険性があるので注意が必要です。

コメント

尿酸値は加齢とともに中央値がやや低下傾向を示し、若年層では高尿酸血症の割合が高いことがわかります。
30~34歳では31.9%が高尿酸血症と判定される一方、60代以降では20%前後に減少します。
これは、食生活や代謝、筋肉量、飲酒習慣などの影響が考えられます。食事・運動・水分摂取のバランスを意識することが予防につながります。

年代別のグラフで解説

💡ココに注目!💡
高尿酸血症率が31.9%と、全世代で最も高い水準を示しています。