職場環境最優良法人2025
【回答者数101人以上500人以下部門】
株式会社ヴァリューズさま
ドクタートラストのストレスチェックサービスでは、集団分析結果をもとに職場の雰囲気を数値化した独自指標「TRUSTY SCORE」(職場環境指数)を算出、上位法人を職場環境最優良法人として表彰しています。
今回は、2023年に続き2025年ストレスチェックで職場環境最優良法人(回答者数101人以上500人以下部門)を受賞された株式会社ヴァリューズさまに、社員数1.4倍の組織拡大を経てもなお、良好な職場環境を維持し続ける文化と取り組みについて伺いました。
※2023年の記事はこちら
聞き手:杉山敏之(ストレスチェック研究所 シニアコンサルタント)

組織拡大の中で深まった「相互リスペクトと信頼関係」
2回目の受賞、おめでとうございます。前回からどのような変化がありましたか?
「職場環境最優良法人」への選出、大変光栄に存じます。
前回の受賞から2年が経ち、おかげさまで社員数も約1.4倍に増えました。
組織規模の拡大に伴い、より密なチームビルディングを目的とした「部署単位の合宿」を奨励し、実施が増えています。
また、課題が点在していた組織に対してはローテーション人事を行い、組織に新鮮な空気を吹き込みました。この合宿と新体制により、社員間の「相互リスペクトと信頼関係」が大きく強まり、組織力の向上につながっています。
今回の調査時はオフィス移転前でしたが、今後は移転効果(※)にも期待しています。
※2025年5月にオフィスを移転
新たな取り組みの2本柱「心理的安全性」と「データ活用」
新しく始められた取り組みや、前回ご紹介した以外の取り組みがあれば教えてください。
新たな取り組みとして、大きく2つの柱があります。
一つは、心理的安全性の高いチームビルディングです。
前述の部署合宿などを通じ、業務の枠を超えた深い対話を重ねることで、心理的安全性の土台をより強固なものにしています。
もう一つは、データに基づいた組織改善です。
ストレスチェックの集団分析結果やES調査(従業員満足度調査)などを活用し、数値的な根拠をもとに職場環境の整備を進めています。
ヴァリューズらしさを支える文化の継続
前回以降、変わらず続けている取り組みや手ごたえについて教えてください
ヴァリューズらしさを象徴する文化を、形骸化させることなく大切に継続・アップデートしています。
まず、在宅ワークを中心とした柔軟な働き方については、「育児支援制度」「地方移住制度」「時短制度」「ワーケーション」など、ライフステージが変わってもプロフェッショナルとして活躍し続けられる環境を守っています。1週間ほど地方の実家に戻ったり、リゾートで過ごしたりしながら働くことも可能で、特に子育てと仕事の両立支援を強化しております。
あわせて、「WDL(Work Design Lab)」の活動を通じ、社員の働きやすさと生産性向上を追求しながら、時代に合わせた最適なワークスタイルを模索し続けています。
知の共有という面では、「VLD(VALUES Linked Day)」や価値観の核となる「7Elements」の浸透により、常に学び合い、高め合う文化を継続しています。
「VLD」の発表希望者は増え続けており、手ごたえを感じています。
社員同士の交流も大切にしており、「社員旅行」「オトナの学芸会」「部活動」といった場が、全力で楽しみながら相互理解を深める機会として、強い信頼関係の構築に寄与しています。
全社の方向性の共有については、半年に一度の「KickOff」で価値観や経営方針、未来のビジョンを全社員で確認することで、進む方向への理解と組織の一体感を高めています。
個別のケアとしては、メンバーのコンディションやキャリアに寄り添う質の高い1on1も、最優先事項として継続しています。
さらに、毎週開催の「全体定例会」や月1回の「中途社員歓迎会」を、ワクワク感のあるムードを大切にしながらオンラインで開催し、全員参加型で全社および各部署の情報共有を徹底しています。
「定期検診」としてのTRUSTY SCORE活用
集団分析はどのように活用されていますか?
オリジナル指標「TRUSTY SCORE」を、組織運営の「定期検診」として活用しています。
良好な結果を維持できていることは全社にフィードバックし、自分たちの文化・風土づくりへの自信につなげています。
また、組織規模の変化や体制変更後のスコア変動を注視し、課題がある場合は早期に対策を講じるための羅針盤としても活用しています。
メンタルヘルスは「最高のパフォーマンスを出し続けるための基盤」
メンタルヘルスや職場コミュニケーションへのお考え、今後の展望をお聞かせください
私たちはメンタルヘルスを、単なるリスク対策ではなく「最高のパフォーマンスを出し続けるための基盤」と捉えています。
「仕事が楽しいと人生が楽しい」というモットーを実現するため、社員が心身ともに健康な状態で活躍できる環境づくりを最優先にしています。具体的な指針の一つとして「7時間睡眠」を推奨しており、よく働き、よく遊び、よく休むことで、仕事と幸せな人生を両立させる文化を大切にしています。
また、「答えは自分の中にある」という厳しいプロ意識を持ちながらも、壁にぶつかったときには支え合える「あたたかな仲間」との関係を追求しています。部署内はもちろん、労務担当者も含め、何かあった際にすぐ相談できる風通しのよさを常に維持したいと考えています。産業医との連携も迅速に行い、社員の不調に対して適切に対応できる体制を整えており、誰もがのびのびと力を発揮し続けられる安全網を引き続き強化してまいります。
「厳しさ」と「家族のような温かさ」が共存する職場
ヴァリューズさまの「働きやすさ」「コミュニケーション」面でのPRポイントをお聞かせください
当社最大のPRポイントは、「プロフェッショナルとして求められる厳しさ」と「家族のような温かさ」が高度に共存している点です。厳しいプロ意識を持ちながらも、仲間への深い敬意と信頼を土台に、一人ひとりが自律して成長できる環境です。
ヴァリューズでの仕事は、決して簡単ではありません。独自のデータと先端技術を駆使し、日本のマーケティング変革という大きな志に挑むからこそ、一人ひとりに高い自律性が求められます。しかし、悩みながらも「自ら仕事をやり遂げる」プロセスこそが、自分の好きなことや勝負する道を見つける最大の成長機会だと考えています。
主体的に動けば、必ず壁にぶつかります。そのとき、側で支えてくれるあたたかい仲間がいることが当社の強みです。自分の成長に貪欲でありながら、仲間の成長も全力でサポートし合える関係性が、挑戦を恐れない勇気を与えてくれています。
ヴァリューズさま、ありがとうございました!

株式会社ヴァリューズ
2009年設立。マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業。250万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用したサービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから課題解決・販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援している。