interview

アナリスト紹介 アナリスト 押切愛里

アナリスト:押切 愛里

大学卒業後、建設会社に入社。かねてからやりたい仕事であった都市再開発プロジェクトに携わる。
しかしやりがいはあれど、一緒に働く同僚や上司はいきいきと働いているように見えず、長時間労働や休日出勤をして自らのメンタルと体力をすり減らして働いている自分に限界を感じるように。
いつしかそんな職場に対してどこか不満を持つようになり、「いきいきと楽しく働ける職場とは何か、職場環境を変える方法はないのか」と追及している中ドクタートラストに出会う。
現在は累計120万人を超えるストレスチェックのデータをアナリストとして分析しながら、働きやすい職場づくりに携わる。 

座右の銘は「百里を行く者は九十を半ばとす」

何かを成し遂げるには、必ず困難な壁が付きまとうもの。
それは、仕事をする上でも同じで困難な壁を成し遂げた先がゴールではなく、あくまで通過点だと思っています。
 

アナリストという仕事は0.0001…の数値でもミスが許されません。
多くの人に影響を与えてしまうからこその責任が伴いますが、終わったときには何とも言えぬ充実感があります。

「最後の答えが出るまで気を引き締めないと失敗するぞ!」と自分に言い聞かせて過ごす日々は困難でも、自分を成長させてくれるものでもあると思うとやりがいを感じています。 

様々な角度からデータを見るという意識を忘れないこと

アナリストとして最も大切にしていることは、問題を明確にして、その問題を解決するデータを導く手法を1つに固執しないことです。
データ社会の現在では、ネットで検索すれば何のデータも調べることができます。
ただ、企業に勤めている方のストレス状況は最もセンシティブ情報でありストレスチェック結果からでしかデータを取得することはできません。
データ分析を行う中での手法を1つに統一してしまうと、そのデータの正確性が曖昧になりミスを見落とす可能性があります。

 「企業様が求めている最終地点(ゴール)はどこなのか」、「そのためには何を改善すべきなのか」を導き出すための材料作りがアナリストの使命だと思っています。
そのため、データ分析を行う際は必ずいくつかの手法やパターンを試し、その数値の正確性を確認することを心掛けるように努めています。

ストレスチェックは職場環境改善の第一歩

ストレスチェックの受検はあくまで任意であり、必須ではありません。近年では企業の実施事務従事者の方々のご尽力のおかげで受検率も年々上がってきていますが、それでもなかなか受検率が上がらない企業様もいるのが現状です。

ストレスチェック結果があれば、多くのことがわかります。
・企業の現状を知ることができる(強みや弱み等)
・企業の課題点を洗い出すことが出来る
・企業のストレスチェックを行う目的や考えに合わせて改善策を導き出すことが出来る

 “受検率=従業員の声”だと思っているので、
「私はストレス溜まっていないからストレスチェックを受けなくてもいい!」
「ストレスチェックをやって何が変わるか分からない」とお考えの方にも企業の職場環境改善の第一歩としてまずは簡単に出来るストレスチェックを受検して欲しいと思っております。 

成長をし続けるアナリストを目指して

データ分析をするには、ただパソコンのスキルがあればいいというわけではありません。

導き出すためのデータの性質や傾向を読み取って数値化する「統計学に関する知識」
導き出された結果から何が分かり得るのか道筋を立てて考える「論理的思考力」
また、結果からどんな将来になり得るのか予測する「仮説を立てる能力」
結果を基に数値の意味や見方を説明する「コミュニケーション力」など・・・

言い出したらキリがないくらいです。
アナリストとして、業務を行いながら勉強しています。
どこまでできるようになれば一人前になれるのか、毎日に飛び交っている情報にアンテナを張りつつデータ分析のプロになれるように日々精進してまいります。

アナリスト 押切愛里
社歴:2019年ドクタートラスト入社、建設会社での勤務を経て、2021年SC研究所配属
出身:山形県生まれ東京育ち
趣味:岩盤浴、猫カフェ巡り(毎月静岡の猫カフェまで通っています)、デイキャンプなど

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