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コンサルタント紹介:シニアコンサルタント 高橋さなえ

シニアコンサルタント:高橋さなえ

大学卒業後、女性が活躍している業界で働きたいとブライダル業界へ。
しかし
そこで過酷な労働環境を目の当たりにしたことから労働衛生の分野に興味を持ったことをきっかけに、大学編入し保健師資格取得を決意。
資格取得後に保健師としてドクタートラストへ入社。数々の契約先の健康管理を医療職としてサポートしてきた。
第二子出産後、ストレスチェック研究所へ配属。医療職として培った知識をもとに多くの企業を支える。 

保有資格:保健師/看護師/第一種衛生管理者/人間ドック健診情報管理指導士/産業カウンセラー 

座右の銘は「意行習命(造語)」です

座右の銘は「意行習命(造語)」です。 

人間が意識できることは約3%と聞いたことがあります。その意識が行動を決めており、行動が習慣となり、習慣により運命が決まる、という意味。 

つまり、「人は思っているとおりになる(マハトマ・ガンジーの名言)」のだと思うのです。日々思い通りにならない色々な環境や出来事、感情がありますが、その中でも意識できる範囲においては、なるべくご機嫌に良いイメージをしながら過ごすことを意識しています。 

一緒に解決策を考えていく伴走者でありたい

コンサルティングでは‟対話”を大切にしています。
一方的に情報を伝えるだけでなく、組織やご担当者様の困りごとや実情をできるだけ本音で聴かせていただきながら、どのような強み・弱みを持っているか、「どのような職場にしたいか」などを一緒に考えていく伴走者でありたいと考えています。 

組織やご担当者様が、ありたい職場像をポジティブに描いていけるようなお手伝いをしたいと思っています。
また、医療職・カウンセラーとして、組織という大枠だけでなく、従業員個人との‟対話”も大切にし、大きなことにも小さなことにも目を配ることのできるようなコンサルタントを目指しています。 

保健師として、産業カウンセラーとして、そしてコンサルタントとして

ストレスチェック制度施行当初から集団分析結果の報告会、職場環境改善のための研修を多く担ってきました。職場環境改善に関しては、これをすれば解決!というようなマジックハンドはなくまだまだ手探りな部分もありますが、ストレスチェックを実施することの意義・効果を少しでも感じていただけるよう、その重要性や活かし方をいかに伝えられるか、を意識しています。 

また、職場環境改善から派生して、管理職向けのコミュニケーションやメンタルヘルス研修も多くご依頼をいただいております。自身の管理職経験とも併せて、より具体的な内容をお伝えできるように心がけています。 

産業カウンセラーとしては、セルフケア研修(レジリエンスやアンガーマネジメント)は得意な分野の一つです。職場のみならず日常生活にも活かせるテーマであり、これからも勉強を続けていきたい興味ある分野です。 

組織のみならず社会全体の意識が変わる必要性を伝えたい

職場で起こるメンタルヘルス不調の予防として始まったストレスチェック制度ですが、制度導入によりメンタルヘルス不調の改善効果を実感できている組織はどのくらいあるでしょうか。
職場のメンタルヘルス不調の要因は個人だけでは解決できないものが多くあります。ストレスチェックをきっかけに、組織および管理職、働く人全員が正しい知識を知り行動できることが必要と感じます。
また、ストレスチェックを分析する中で、組織のみならず社会全体の意識が変わる必要性も感じています。 

例えば、長時間労働やハラスメントのようなマイナス要因がなくなることはもちろん、活発なコミュニケーションや前向きにキャリアを描くことのできる環境といったプラス要因を増やしていくことが本来の意味でメンタルヘルス不調の予防となり、「いきいきと働く」ことに繋がるのだと思います。 

 

シニアコンサルタント 高橋さなえ
社歴:2011年ドクタートラスト入社、保健師としての勤務を経て、2021年ストレスチェック研究所に配属
出身:北海道生まれ、東京育ち
趣味:片付け(整理収納アドバイザー準1級)、スキー、スノボ、水泳など(球技以外のスポーツ) 

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